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2019.10.09
  • 仕事紹介

インスペクション

「インスペクション」という言葉を聞いたことはありますか?

単純に訳すと、調査・検査の意味を指します。住宅・不動産業界では建物の劣化状況を調査することから「ホームインスペクション」とも言われています。

 

近年、宅建業法の改正により中古住宅の「インスペクション」に注目が集まりました。

外壁や基礎など建物の構造部分に欠陥・劣化がないか目視で専門家が調査します。

中古住宅を仲介する際は売主に対しインスペクションの実施を勧めること、媒介契約書面でもあっせんの有無が記載されることになりました。

また、インスペクションが実施された住宅である場合はその結果を買主に説明することも義務づけられています。

 

中古住宅の売買においてトラブルとなりうるのが建物の「瑕疵」です。

個人間売買の場合、売主が知りえなかった建物の瑕疵については売主は責任を負わないという契約のケースがほとんどです。

購入する方にとって建物の不具合・欠陥というのは一番気になる部分ですよね。

「インスペクション」を促すことによって中古住宅の流通を活発にすることが法改正の背景にあります。

 

オノヤでもこのインスペクションを行うことができる既存住宅状況調査技術者(建築士)が在籍しています。

不動産アドバイザーはお客様にインスペクションについて説明することも仕事の一つです。

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